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アレルギー性疾患に対するDHA・EPAの効果

アレルギー性疾患はここ20年ほどで急増した病気の代表です。


厚生労働省の「アレルギー疾患対策の方向性等」(平成23年8 月)によると、今や日本人の約2人に1 人が何らかのアレルギー疾患に悩まされていると推定しているのでこれは本当に社会問題といっていいと思います。


・気管支ぜんそく
・食物アレルギー
・花粉症
・アトピー性皮膚炎


確かにこうして並べてみるとアレルギー性疾患は私たちの身の回りに溢れてます。


アレルギー性疾患が急増している背景には遺伝的な体質や環境的な要因などが考えられるわけですが、食習慣に原因があるのでは?という説も有力なんですね。


すなわち高脂肪・高カロリーの動物性脂質およびリノール酸の摂り過ぎということです。


アレルギーを引き起こす原因としてはヒスタミンやロイコトリエン、PAFなどがあるわけですが、それらの多くは体内の脂肪酸から作られることがわかっています。特にリノール酸過剰によってアラキドン酸から生じるロイコトリエンは非常に強力でアレルギー症の要因になりうるものです。


こうしたアレルギーに対するDHAとEPAの効果というのは、リノール酸過剰によってアラキドン酸から生じるさまざまな生理活性物質の生産を抑制するということです。

オメガ3系脂肪酸(DHA・EPA)でアレルギー体質を改善

・気管支ぜんそく
・食物アレルギー
・花粉症
・アトピー性皮膚炎


こうしたアレルギー性疾患に対するDHA・EPAの効果効能というのは、いままさに実験や研究が行われているところで、アトピー性皮膚炎についてはその有効性を示すデータが数多く報告されているといいます。


抗アレルギー薬の多くはアラキドン酸やアラキドン酸由来の生理活性物質の生成を抑制することでアレルギーを抑えようとするものです。しかし、こうした抗アレルギー薬はその副作用が問題視されることも多く、使用するにも躊躇してしまうものが多いのが事実。


しかし、オメガ3系脂肪酸(DHA・EPA)は医薬品と同じようにアラキドン酸やアラキドン酸由来の生理活性物質の生成を抑制してくれるにもかかわらず副作用がないという点が魅力的なわけです。


DHA・EPAは、抗ヒスタミン効果はあまり期待できないようですが、アラキドン酸由来の生理活性物質である以下の物質の生産を抑制することができます。


・プロスタグランジン
・ロイコトリエン
・PAF


これらの物質は病原菌などを排除するために必要なものですが、過剰に産生されると自らの組織まで攻撃してしまいます。この暴走を食い止めるにはDHA・EPAを摂取して体内の脂肪バランスを整えることが重要であり、脂肪バランスを整えることでアレルギーが抑制されることはマウスを使った実験で確認されています。


■ DHAやEPAと同じオメガ3系脂肪酸であるシソ油を与えたマウスとリノール酸系の紅花油を与えたマウスとではシソ油を与えたマウスのアラキドン酸由来のロイコトリエンやPAFの産出量が減少する。


■ リノール酸を与えたマウスに比べてEPAを与えたマウスは抗原提示能(免疫反応の最初のステップでこの働きが強すぎると炎症やアレルギー性疾患の引き金になる)が半減する。


こうした実験からわかることは日本人のアレルギー性疾患の増加の背景にはリノール酸の摂取量が増加していること、そしてリノール酸の悪さを抑えるオメガ3系脂肪酸の摂取量が少ないということをあらわしています。


アレルギーに悩む人はぜひ薬だけでなく、摂取する油を意識的に変えることで体質改善を行ってみてください。アレルギーがよくなることはあっても悪くなることはないと思います。