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オメガ3系脂肪酸の摂取量でガンの発症率が変わる

オメガ3系列の脂肪酸のガンの抑制効果は人を対象にした疫学調査でも明らかです。


ヨーロッパ24か国を調べた研究によると、食事で摂取する動物性脂質のうち魚油の占める割合が多い国ほど、大腸がんと乳がんの死亡率が低いことが明らかになっています。


また、フィンランドで行われた調査では閉経後に乳がんになった女性は、そうでない人に比べて食事から摂取するDHA・EPAの量が少なく、乳房の組織中のDHA量も少なかったということです。


女性特有のガンの発生には女性ホルモンの分泌が大きく関与しているといわれていますが、その女性ホルモンの分泌に摂取する油が影響していると考える研修者は多いです。


脂肪分の多い肉食を続けると血中コレステロールが増え、肝臓や副腎に送られてステロイドホルモンに変換されますがこのときに女性の場合は女性ホルモンもつくられます。そのため肉食の割合が多いと女性ホルモンの分泌が過剰になって乳がんや子宮ガンを引き起こすのではないか?と考えられているんです。


日本国内において行われた平山雄氏による17年間にわたる追跡調査によっても、これは子宮頸がんのケースですが、どの年齢においても魚を食べる頻度が低いほど死亡率が高くなるという相関関係があることがわかっています。


他にも


・乳がんの摘出組織のαリノレン酸濃度が多い人ほど転移・再発リスクが低い
・70歳以上の女性の場合、毎日魚を食べている人はそうでない人に比べて乳がんの死亡率は1/4
・50~64歳の男性で魚をまったく食べない人は食べている人に比べて大腸ガンリスクが70%増加


といった報告がされています。