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DHA・EPAはこんな人におすすめ!

老若男女問わず、すべての人にDHA・EPAを積極的に摂取してもらいたいところですが、その中でも特に以下の人達は摂取することで大きな恩恵を受け取ることができるはずです。


要チェック コレステロールや中性脂肪の数値が高い方
要チェック 老人ボケで周りに迷惑をかけたくないと思っている年配の方
要チェック 乳幼児~4歳ぐらいまでのお子さん
要チェック 妊娠中・授乳中の方


DHA・EPAは体内で合成することができないため毎日の食事から摂取するほかありません。目安としては1日に1000mg、食べ過ぎたところで気になるような副作用もないので食べられるならもっと食べても大丈夫です。


魚だけではなく、野菜や豆などからもDHA・EPAの前駆体(体内でDHA・EPAに変化)にあたるαリノレン酸を摂取することでもDHA・EPAを摂取しているといえないこともないのですが、体内に取り込まれたαリノレン酸のうち10~15%しかDHA・EPAにならないことを考えるとDHAやEPAを豊富に含んだ魚から直接摂取したほうが効率的です。


赤ちゃんとお年寄りは、αリノレン酸をDHA・EPAに変化させる酵素活性が弱いです。 特に赤ちゃんはお腹のなかにいるときは母親の胎盤を通して、生まれてからは母乳からDHAを摂取するほかありません。


赤ちゃんの脳や網膜の発達にDHAは不可欠ですから妊娠中と授乳中の母親のDHAの摂取は何にもまして重要だということなんです。


日本人と欧米人の母乳100ml中に含まれるDHA量を比較した面白いデータがあります。


・アメリカ人 7mg
・オーストラリア人 10mg
・日本人 23mg


魚屋さんの奥さんの母乳となると色も濃いし、さらに数値も高かったという話も残っているんですが、日本人の母親の母乳のDHA含有量が数値がダントツなのは魚をたくさん食べているためです。


もちろんこの数値はかなりの個人差があるものですし、かなり昔のものですから最近の魚離れ、野菜不足の傾向がある日本人母親であれば、欧米人とあまり変わらないDHA・EPA含有量になっているかもしれません。


妊娠中もお母さんの血液の脂質バランスがそのまま胎盤を通して胎児の脂質組成に影響しますし、DHAは赤ちゃんの脳や網膜の発達に欠かせないものですから、葉酸などと同じように特に妊娠初期には必要量をきちんと摂る必要があります。

子供の心身の健康に対するDHAの効果

頭がよくなる成分としても特にDHAは有名なので小さいころから子供に魚をどんどん食べさせてDHAをたくさん摂取させるのは悪いことではないと思います。


また、DHAは脳細胞は活性化して学習能力を高めてくれるだけでなく、性格や行動にも影響するといわれています。実際にDHAを継続的に摂取したところ攻撃性が抑制されたという実験データもあるほど。


獣肉ではなく、魚を食べて来た日本人の大人しい国民性にもDHAが関係していると考えられなくもないですし、最近の若者がキレやすく精神的に不安定なったといわれるのも食事からDHAを摂取することが減ってしまったことに要因があるのかもしれません。


ちょっと脱線しますが、食べ物が体質だけでなく、性格や行動に影響をおよぼすというのはかなり研究されているようで、特に糖分、塩分、脂肪分が多く高カロリーなジャンクフードが溢れているアメリカではその研究が進んでいます。


それによると、ビタミン・ミネラルが不足した食生活を続けると脳の一部に乳酸がたまり、ビタミンB群の不足で神経伝達物質であるアセチルコリンの不足を招き、


・集中力にかける
・やる気がでない
・脳の動きが極端に鈍くなる
・イライラしてすぐにカッとなる


といった傾向がでてくるんだそうです。


日本でも塾通いで忙しいからマックのハンバーガーやインスタントラーメン、コンビニ弁当で食事は済ましているという子や夜は親のいない食卓で自分の好きなものだけを食べている肉ばかりで野菜をまったく食べなといった極端な偏食の子供が増えているといいます。


落ち着きのない性格、攻撃的な行動をとる子供は、普段食べている食事内容はもちろん食卓を囲む風景にも問題があるということはもうわかりやすすぎるぐらいわかっています。