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アルツハイマー型の認知症に対するDHAの効果

アルツハイマー型の認知症は欧米と比べると日本では罹患する人が少ないといわれますがそうはいっても増加傾向にありますから無視できるものではありません。


いまのところアルツハイマー型認知症が起こると脳がどうなるのか?ということはだいぶわかってきているのですが、なぜこうしたことが起こるのかはわかっておらず、世界中の研究者たちが全力で原因の解明に取り組んでいるところです。


そんなアルツハイマー型の認知症の予防や改善においても注目されているのがDHAです。


アルツハイマー型痴呆症は記憶を司る海馬の部分のシナプス(神経細胞の突起)が広範囲にわたって破壊されたり、切断されたりして、消失してしまいます。そのため海馬の一部が破壊されてしまうため痴呆がおこってしまいます。


アルツハイマー型の認知症で死亡した人の脳を調べると脳のなかでもっとDHAが集中して存在するはずの海馬の部分のDHA量が半分以下に減っていたということが確認されています。


が不足しているということはすなわちシナプス(神経細胞の突起)の材料となる蛋白質やリン脂質も合成できなくなってしまうので、必然的に脳の情報伝達がスムースに運ばなくなり、また記憶学習機能も落ちてしまうことになります。


そのため積極的に脳細胞にDHAを送り込むことで脳細胞を活性化させることがアルツハイマー予防のひとつになりますし、なってしまってからも生き残っている脳細胞で最大限活性化させることで死滅してしまった脳細胞の働きをカバーできるようになるのに役立つのでは?といわれているわけですね。


肉食の欧米人と比べると日本人のアルツハイマー型認知症の患者数が少ないこと、そして食生活の変化によって日本人にも増えていることを考えると、常日頃から魚を食べてきた食生活がアルツハイマー型認知症を抑えていたのでは?ということも考えられます。


アルツハイマー型認知症=DHA不足ということが解明されたわけではありませんが、深く関与しているのでは?ということはいま研究が進められているわけです。